学パロ
よっし気合い入れ直して独日に進もうと思います。
独日だけはどうしてもシリアスになってしまうんですが、どうしてだろう。
そして需要があるのかちょっと心配ですが、私はとても好き……でも本家様は完璧な独伊ですよね……
本家で違うCPが盛り上がっている、そういうときは見なかった振りをしたりしてます。死
後前書いた奴とかぶったりするんですが、本当無理ですから。私がいくら頑張ってもネタは尽きていきます……
ネタが泉のように出てくる人は本気で尊敬します。
そしてドイツは寡黙過ぎて何も喋ってくれないので、何度も何度も詰まって中々進みませんでした。orz
独日 一話(15)
見知らぬ土地に足を踏み入れて、その上今日から住むのはココです、なんてちょっとあり得ない程ボロイ荘に辿り着いたときは切実に自分のこれからを不安に思ったりもした。けれどげんきんかな、その家から現れたこの家の住人である少女を見た瞬間、そんな不安も消えてしまうのだから世話も無い。
今まで空気が怖い為かあまり人が近寄ってこない自分に、楽し気に笑いかけてくる友人も出来た。窮屈だった家族から抜け出して突如として作られたこの疑似家族は、血こそ繋がっては居ないが自分の本物の家族よりも居心地が良かった。だから、崩したく無かった。
「中国さーん!いい加減起きてください!イタリア君も用意はしましたか?」
バタバタと駆けながら向こうの部屋から順々に住民に声を掛けている彼女が、やがていつもの様に自分の部屋の前までやってきて開かれていたドアからコチラを確認するとニッコリと微笑んだ。
「おはようございます、ドイツさん。ドイツさんだけです、朝起きてくださるの。」
いつものエプロンを着け、その手にお玉を持ったまま彼女がそう言うのだが、実際朝には弱い癖にその姿が見たいから頑張って起きている、なんて一体誰に言えるだろう。「おはよう」と返し立ち上がるとまだ誰も居ない洗面所に向かう。
中国は酷い低血圧。イタリアも朝はポヨポヨしていて(まぁ、普段からポヨポヨしているのだが)使い物にならない為に、朝食は大抵に日本が作りドイツが食器などを準備した。母国で朝食はそこまでがっつり食べない所為もあるのか、日本が作った朝食を見たとき軽く感動したものだった。朝の時間だけでここまで作れる物なのか、と。
「あ、ドイツさんにお手紙がきてましたよ。」
食事も終わる頃、日本は食器をかたしながら新聞に紛れて入っていた一通の封筒を差し出してくれた。懐かしい母国語で書かれた文字を見留、思わずハッとする。それは父親から宛てられた手紙だった。
「分かった、後で読んでおく。」
あまり良い思い出がある訳ではないもう一つの家族、本物の家族からの手紙を手早く鞄に詰め込み、自分が食した分の食器をさっさとまとめ流し台に運ぶ。背後からジッとコチラを見つめるイタリアの目線を感じるが、あまり気にしない事にした。
手紙の内容は酷く簡潔だった。理由もちょこちょこ書いてあり、要約するならば結局は金が無いから帰ってきてこちらで暮らせ、という事だった。この国に来たのだってこの国に興味があったのと、あの家族から逃げ出したかった為でもあった。この国に来る事は元から親には反対されていたし、いつかは連れ戻されるだろうとは思っていた。
イタリアに捕まらないように休み時間の校舎裏にまで来て読んだその手紙を、細かく細かくビリビリに千切り横から吹かれた風に飛ばす。そして一つ深い溜息を吐いた。せめて卒業するまでココに居られると思っていたのに。全ての紙片が飛び散っていったのを見送り、一歩踏み出そうとした時だった。
「あっれー?あんた確かドイツじゃん。」
不意に頭上から声をかけたれ、思わず睨む様に後ろを振り向けば、窓からピョッコリと日本の友人だというポーランドが腑抜けた笑みを浮かべながら、一階の窓からコチラを見下ろしている。その後ろで誰かが慌てた様に何かを言っているが、特に彼は気にせずに笑っていた。
「……何か用か?」
ぶっきらぼうに問えば、それでも怯まずに彼は笑う。
「あんさぁー今日土曜で午前授業やし、一緒のクレープ食いにいかん?」
あんまりにも予想外の言葉についつい眉間の皺を深くして、一言「行かん」と言えば、それが彼にとって予想外だったらしくて不思議そうな声を上げた。
「日本も来るんよー」
……尚更行かない。まだ後ろで不満そうな声を上げている彼を無視し、数歩歩き出した所でまた最後のあがきとも取れる声がする。
「あんねーオレら二人で歩いてるとよくナンパされるんだわ」
その一言に思わず振り返ると、その女の様な顔でニヤニヤと笑う主を睨み付ける。
で、結局ドイツは日本、ポーランド、それからリトアニアという名の細い女顔の男と共にクレープ屋に出かけるはめになった。この明らかに奇妙なパーティーを人々は不思議そうに眺め、そしてドイツに睨まれ慌てて目線を反らす。
「その前になんでお前は女の格好をしてるんだ……」
ガックリと項垂れながら、隣を歩いているポーランドの服装を指摘すると、彼はいつもの様に半笑いのまま「だって似合うしぃ」と言い、余計ドイツの肩を落とさせた。なんといっても外見女に見えるから始末が悪い。
ガックリと項垂れるドイツを懸命にリトアニアが励まし、その前では日本とポーランドが楽しそうに笑い合っていた。まるで性格の違う凸凹コンビなのだが、それが逆に仲の良い秘訣なのか。そんな問題がどうでも良いと思える程、やがて着いたクレープ屋は女子高生でごった返していた。短いスカートから覗く太もも、鞄にぶら下がる(彼女達にとっては)愛らしいキャラクター、大きな飾りの付いた髪ゴム、整髪剤の人工的な香り。その全てからピンクとか黄色とか妙にキャイキャイした光を発していて、尚更ドイツを居ても立っても居られない程追い詰める。
四人でそのクレープ屋の前に女子高生に混じり並んでいる姿は、異様、という一言に他ならない。特にドイツ辺りが。
「ドイツさんは何か食べますか?」
甘い物を前にして目をキラキラと光らせた日本が、展示されているクレープの写真を眺めながら訪ねて来た。
「い……いや……」
と返事するのが手一杯。が、ドイツの落ち込んだ表情を見つけた日本が困った様に、そして少々切なそうな顔をするものだから、思わず欲しくもないチョコバナナを購入。そして盛大に溜息を漏らしながら甘ったるいソレを一口噛みしめ、項垂れた。
「あんなーオレちょっと欲しいモンあるん」
生クリームがタップリと入ったクレープをハグハグと食した後、ポーランドがそう言えば、彼のちょっとだけ後ろに居たリトアニアが何やらハラハラとポーランドを見つめ失言を即座にフォローする準備を既に整えていた。が、対して日本はまるで無邪気に首を傾ける。
「何が欲しいんですか?」
日本がそう訪ねるよりも早く、人波を逆流してポーランドはリトアニアの腕を掴むと歩き出した。土曜といえど、ショッピングモールはやってきている買い物客、学校帰りの学生でごった返しになっている。慌てて後を追いかけ始めるも、その人波に呑まれて割と背の低い日本にとって二人の姿は瞬く間に人の中に紛れていった。
因みに背の高いドイツならやろうと思えばすぐに二人に近付くことが出来たのだが、もはややる気などとうの昔に投げ捨てたし、どう考えてもあのポーランドとかいう何処までも人を小馬鹿にした男が、この展開をワザと仕掛けてきたとしか思えない。
溜息を吐きつつそっと自分の顔を覆う。勘違いされている様だが、自分はこんな展開を望んでいた訳じゃない。否、絶対に望んでいなかったといえば嘘になるのだが。
「どうしましょう、ドイツさん。はぐれてしまいました。」
本気で困り切った表情をドイツに向け、ちょっとだけ首を傾けて見せたその仕草も切なげである。
「連絡は?」
別に連絡を取りたくもないのだが、一応そう言っておくと、日本は自分の鞄をゴソゴソと探り新調した携帯電話を取り出しボタンを押し耳にあてがう。が、数回のコールも虚しくポーランドは電話に出ない。ドイツは陰でホッと息を吐いた。
「……帰るか?」
色々と迷ったあげくにドイツはそう訪ねると、日本が顔を持ち上げて困ったように左手掌を頬に当てた。
「今日、ポーランドさん達と一緒に父の日のプレゼントを探す約束をしていたのですが……」
「父の日?」
そのドイツにとってあまり馴染みの無い単語に、彼は思わず眉間に皺を刻んで唸った。父……ってもしかして……
「はい、中国さんに。」
ふんわりと微笑んで日本がそう言うと、何故か同時に笑顔を浮かべグッと親指を上げた中国の顔が見えた。その父の日のプレゼントで彼が喜ぶのか否か、と少々思ったものの彼は妹から貰った物なら例え糸一本でも喜ぶだろう。
「なら、一緒に探すか……」
言ってしまってから軽く後悔するのだが後の祭りで、こういう風に一緒に回ったりする事が大の苦手なのだが、言ってしまった事は取り返せない。口下手な二人が揃って一体何を話せというのか……が、日本はパッと顔を輝かせて「いいんですか?」と微笑むものなのだから今更「やっぱなし」なんて言えない。一度頷くので精一杯。
「最近中国さんのお箸が古くなってきましたので、竹のお箸を買おうと思いまして」
一緒に洗い物を手伝ったりするのだがそんな事に気づきもしない。いつも良く気が付くものだなと感心してしまう。
向かうのは和風雑貨の入ったデパート。膨大な人波を縫いつつ歩き始める、と身体の小さな彼女は直ぐに人波に揉まれてしまうのか、気が付けばいつも隣から消えて数歩後ろを小走り気味に必死に追いかけてくる。それを気に掛けつつも何も言えず、一体こんな時フランスだったら何というのかと考えて思わず自己嫌悪を抱く。手を掴んだりすべきか。否、馴れ馴れし過ぎるか?なんて悶々と考えていると、不意にグイという後ろに引かれる感覚を覚えて思わず振り返る。と、少々申し訳なさそうな顔をした日本と目が合う。
「離れちゃうかもでしたから」
キュッと自分のシャツを掴んで、困った様に微笑んだその姿に、思わずキュンっとされつつ「……そうだな」と言ったきり黙り込んでしまった。否、黙らないとしたら何を言ったらいいものか。変な汗を背中に感じつつも、結局は黙ったまま目的地まで歩き抜いてしまった。
日本ご贔屓和風ショップで兄へのプレゼントを購入し店から出て来た所で、やっと日本の顔色が冴えないのに気がつく。
「どうした、人酔いか?」
顔を覗き込んで訪ねると、日本は慌てて顔を持ち上げ首を振りかけハタと動きを止めてから俯く。
「……すみません。」
日本らしくなく自分の調子が悪いのを素直に認め、本当に申し訳なさそうにポツリと謝った。前体育祭で倒れた事が効いているのかも知れない。
「構わない。そこで待っててくれ、飲み物を買ってくる。」無理をするよりは全然ましだ、と、日本をその場に残して自販機に向かう。で、戻ってきた時に又思わず溜息が漏れる。
彼女はそういう星の下に生まれたのか、それともその大人しい性格の為か、またも見知らぬ男に声を掛けられて困り果て俯いていた。彼女の兄が他者から見れば過剰という程に妹を大切にする気持ちも分かるが、お陰で彼女の警官心とやらは大きく欠失している。
「何か用か?」
睨みを効かせて乗り込むと、一瞬で相手の男が怯むのが分かった。強面がこんな時に役立つなんて、悲しいような嬉しいような。
「すみません」
そそくさと居なくなた男の背を見送ると、隣で日本がまた申し訳なさそうに謝罪の言葉を述べる。俯き眉を歪めた彼女のその頬に、先程買ってきたペットボトルをピタリと当てた。「ひゃっ」とその思わぬ冷たさに驚きパッと顔をドイツに向けた。その顔を見た瞬間、思わず頬の筋肉が緩む。
「大丈夫だ。それよりもコレを……」
何を買って良いか分からず迷ったあげくに購入した水を手渡すと、目を瞠って自分を見上げていた日本もふと微笑んだ。三日月の様に形を変えたその大きな黒い瞳が、やはり自分には勿体ないと思える。
「ありがとうございます」
お礼を述べてドイツの手からペットボトルを受け取りそっと口を付け2,3口飲んだ。なんだかあまり見ていてはいけない気がして、思わず視線を反らす。
「……これからは、助けてやれなくなる」
不意に漏れた台詞に、「え」と驚いて日本は顔を持ち上げてコチラを見やった。その視線から逃れたい衝動を抑え込み、ドイツも日本を見返す。
「手紙が来たんだ、家から。帰ってくる様に。」
本当は言いたくは無かった。続けられるのならいつまでも“家族”の様なこの位置に居たかった。……けれど、いつ言おうがもう意味など無い。
ジッと無言で向かい合うと、自然と喉が乾き上がり心臓が破裂でもしそうな程に早まるのを覚える。一体彼女がどんな反応をするのか、まるで予想さえ出来ない。と、不意に日本が眉を歪め、そして、微笑んだ。
「そうなんですか……それは、寂しくなります。」
別段、期待などしていなかったつもりだったのだが、いつも通りともいえる日本の落ち着いた物言いに破裂しそうだった心臓に冷水でも注ぎ込まれた気がした。不意に裏切られでもしたかの様に、気持ちが沈んでいくのを覚える。
ドイツも目を伏せ、二人の視線はゆるやかに食い違う。帰り道のいつも通りの沈黙は、いやに重かった。
「えー!ドイツ帰っちゃうの!?嫌だよぉ……」
本田荘に帰り日本からドイツが帰国する、という話を聞いてイタリアは素直にビービーと泣き出した。
「いつ帰る事になるとか決まってない。まだココに居られる、泣くな。」
日本の反応は全く予想できなかったのに、イタリアはあんまりにも予想通りだった。眉間の皺を深くしつつも、本当はその反応にどこか嬉しさも覚える。顔とかガタイとか一切気にせずなんの気後れもなく自分の事を友達だと笑う彼は、やはり自分の支えの一つでもあった。
そして日本の兄も素直に寂しそうな顔をしたのは少々意外だった。その後にすぐ「重いもん運ぶ奴が居なくなるのは面倒ある。」と毒づいたが。
いつ帰るかは分からないが、恐らく今学期一杯だろう。学校へ入金したお金は後で残りの学期分は帰ってくるらしいし、出来るだけお金を無駄にしないなら今学期は日本で学ぶ事になる。
無責任に『帰ってこい』というものの、彼等は帰る為の飛行機代すら送っては来ない。それでも日々の仕送りとして本田荘の家賃だけは送ってくれるのが唯一の救いだ。
『帰ってこい』という言葉に素直に従うのは、その事があるかもしれない。それに結局は入学金も払って貰った。いくら一人前の様にしたくても、まだ一人で立ち続けることは出来ない。
夕食の最中その話題が延々と続く中、ただ日本だけは黙々と一言も発せず夕食を摂っていた。もの凄く気になった、が、二人っきりの時だって聞けないのに、どうしてこんなに人が居る時に話しかける事が出来ようか。自室に戻って重い溜息を吐き、少ないと思っていた自分の荷物が、纏めなくてはと思うと酷く多い気がしてきた。
風呂を済まして簡単に本を整えて鞄から宿題を取り出したその時、コンコンとノックの音が聞こえてきてフト顔を持ち上げる。瞬時にイタリアだと思った。イタリアはこの時間帯になると宿題が分からなすぎて良くドイツの部屋にやって来る。
だからかなんの前準備も全く無く、「宿題は自分でやれ」と言いながら扉を開け、思わずハタリと動きを止めた。で、全身から冷たい汗がブワッと噴き出た。
「に……にほ……」
名前を呼ぶことすらままならず、寝間着に身を包んだ彼女が若干申し訳なさそうな顔でコチラを上目遣いに見上げる。
「すみません、寝るトコでしたか?」
ちょっとだけ首を傾けて訪ねてくるその昼間と同じ仕草に思わず心臓を跳ねさせつつ、「いいや……だが、どうかしたのか?こんな時間に」とドギマギ訪ねる。時計は11時を告げようとしていた。この時間に彼女が訪ねてくる事など過去一度だって無かった。
「ちょっとだけ、お話ししませんか?」
それは、もの凄く難しい提案だった。昼だって口下手二人が揃ったらどうなるか体験したばかりだった、が、悲しいかな、勿論日本の提案を断る事など出来ずに頷いた。
寝間着といっても可愛らしいワンピースの様なものだったので、それに一枚上着を羽織って、ドイツはTシャツにジャージという出で立ちで本田荘から徒歩数秒なとても近い公園に出向いた。遊技はブランコと滑り台ぐらいしかなく、真ん中に置かれた噴水が異様な雰囲気を醸し出している。ただ大きな銀色の月が電灯の様にそれらを幻想的に照らし出していた。
障子に耳あり云々を、現実にまんま引き出したかの様な本田荘では二人っきりで話しづらいかった為に「公園に行きませんか?」という日本の申し出は有り難かったが、どうにもこうにも落ち着かなかった。なぜ公園まで出向くのか。
小さなブランコにぼんやりと座りながら、ずっと横たわっている沈黙をドイツはひたすら耐えていた。と、フト日本のブランコがキイと鳴き、思わずドイツがそちらに顔を向けると、隣に座った日本が深く俯いているのが目に入る。そして何か声を掛けようとし、言葉を飲み込む。
キラッと何かが光ったかと思うと、急いで彼女が袖で目元を拭う。
「日本……?」
吃驚して名前を呼べば、涙を拭いつつその泣き顔を持ち上げ、ちょっとだけ笑おうとし、そして失敗した。作りかけた笑顔が不意に崩れ、あの大きな黒い瞳からボロボロと透明な玉がこぼれ落ちていく。
「な、何で日本が泣くんだ」
慌てて腕を伸ばしその髪に触れかけ、ふと止めて躊躇ってからそっとその頭を撫でた。「ごめんなさい」と小さく日本が呟くのだけれども、そんな声より自分の戸惑いで大きく鳴る心臓の方が大きいとすら思える。
泣いていて言葉に成らない日本の言葉を聞きつつ、静かな公園に出来るだけ自分が立てた物音を響かせたく無くそっと立ち上がると、日本の目線に合うようにしゃがみ込んだ。そしてその小さな体をそっと抱き寄せた。
彼女のその姿を見る度に、どうやったらその小さな体で歩いたり走ったり出来るのかと前々から思っていたのだが、抱きしめれば存外にちゃんとした生物の暖かさも存在感もあった。伸びたほっそりとした日本の腕が自分の背中にまわり、しっかりと自分にしがみついてきた。
背景の月が銀色の光を発していて、世界をモノクロに変えていた。